【プロスタッフ97L V13.0 (2020)】使用感想

1.テニス

こんにちは。すーさんです。
今回はラケットインプレをやっていきます。
インプレするラケットは、
ウイルソン:プロスタッフ97L
です。
ガットはゴーセンのミクロスーパー1.30mmを45ポンドで張りました。

フェデラー選手がついに引退してしまい、ちょっと残念な今日この頃。
久しぶりにプロスタッフを使いたくなりました。
しかし、315gあるノーマルのプロスタッフには厳しさを感じるのも事実(^_^;)
ということで、ノーマルと比較すればまだ扱いやすそうなLを使ってみました。

重さ的にはなんとかなりそうなLですが、はたして使えるのか。
最近は若干肩が痛い週1プレーヤーの感想です。
プロスタッフを検討している方の参考になればうれしいです。

最新版ではありませんが、ノーマルのプロスタッフ97の感想はこちらです。
【プロスタッフ97CV (2017)】使用感想
(個人的に)憧れの三機種比較もしてみました。
【グラファイト・プロスタッフ・プレステージ】比較感想

プロスタッフ97Lとは?

ウイルソンから発売されているラケットです。
スペックはこちら。

・フェイスサイズ:97平方インチ
・重さ:290g
・バランス:325mm
・フレーム厚:23.0mm-23.0mm-23.0mm
・ストリングパターン:16×19

となっています。
ノーマルのプロスタッフ97は315gなので、25g軽くなっています。
さらにフレーム厚は1.5mm厚くなっていて、パワーが増している感じでしょうか。
数字を見る限り、全体的に扱いやすくなっている印象ですね。

そしてデザイン。
黒。
からの、初代プロスタッフを彷彿とさせる赤とオレンジのライン。
かっこいいです(^O^)

ショット別の感想

実際に打ってみた感想です。

・ストローク
ノーマルのプロスタッフよりもフレームが厚くてしなる感じはなく、ゆえにパワーロスなくボールが飛ばせると思いました。

また単純に重さの面で振りやすいです。
290g。
Lはプロスタッフの中では女性用みたいなイメージがあるかも知れませんが、男性でもこのくらいがちょうど振りやすいという方はけっこういるのではないかと思います。
私とかね(笑)
もちろん女性でも振りにくい重さではないかと。

球種としては、フラット系のストロークが打ちやすかったです(^^♪
ガシガシ回転をかけていくよりは前にスイングする感じで打つ方が、伸びのあるボールが打てる印象です。

ネットの高い位置を通すよりは低めを狙った方が打ちやすかったです。
軽めのラケットではありますが、フレームのしっかり感やパワー感のおかげで打ち負ける感覚はありませんでした。

そして回転系。
振りやすいため回転がかけづらいということはありません。
ナチュラルスピンくらいであれば普通に打てます。
足元の低いボールをスピンで持ち上げるのも問題ないレベルだと思いました。

私にとっては、正直315gのノーマルプロスタッフで低いボールを持ち上げるのは大変でした。
なので今回Lを打ってみて、
おお、打ちやすいな(^^♪
と思った瞬間のひとつです。

しかし、グリグリにスピンをかけて打とうとすると、ボールが短くなってしまう場面が多かったです。
頑張って振ってるわりにボールが飛んでないみたいな感覚でした。

スライスはフレームの力でボールを飛ばしてくれる感じがして、深くコントロールすることができました。
切る意識で回転をかけて短く打つこともできました。
フェデラー選手のスライスのイメージがあるためか、スライス打ちやすかったですね。
イメージは大事です(笑)

・ボレー
クセがなくて打ちやすいです(^O^)

極端に飛ぶとか飛ばないとか。
回転がかかるとかかからないとか。

そのようなことがなくて、自分の打ち方そのままにボールが飛んでいく感じです。

300gを切る重さの恩恵で取り回しも良好です。
しかし相手のボールに弾かれる感じもなく、軽さによる不安はありませんでした。

ただ、スイートエリアは少しシビアな印象がありました。
スイートエリアを外してしまうと、大変にわかりやすく飛ばなくなってしまいました(>_<)

・サーブ
振りやすいため、スピードのあるフラットサーブが打てました。
ボールを弾いてくれる感覚があり、初速は出しやすいと思います。

しかし、ノーマルのプロスタッフのような重いラケットと比較すればですが、バウンド後の伸びや重さは物足りないかも知れません。
かといって逆に重いラケットだと早く振れないという悩みが・・・。
筋トレだな(笑)

回転系です。
スライスサーブは、回転量少なめでスピード重視のイメージで打つと打ちやすかったです。
ガンガン回転をかけて変化させようとすると、球威のないサーブになってしまいました。

やはり回転量はそこそこにして、ある程度のスピードでコースを打ち分けていくような使い方が向いている印象です。
スピンサーブは、なんちゃってスピンサーブしか打てませんので割愛します(>_<)

・全体的には
私の筋力や技術レベルでは、間違いなくノーマルのプロスタッフよりも使いやすかったです(^o^)
スイートエリアはシビアさがありましたが、重さの面で振りやすいし。
振れるがゆえにボールも飛んでくれるし。
回転も自分のイメージ通りにかかるし。

そして、見た目がかっこいい。
いやいや、これ大事ですよ(笑)

プロスタッフ使いたいんだけどなあ
RFは論外(重さの面で)
ノーマルも厳しいぜ

という方、Lいいですよ。
L。
です。

打球感はボールの重さがよくわかるような、ずっしり感がありました。
ボールをグッと押している感覚が得やすいと思います。
私的には好みです(^-^)

気になったところ

気になったところです。

・スイートエリア
面97ということもあってか、スイートエリアは狭い方だと感じました。
普段100を使っている方などは顕著に狭さを感じるのではないかと思います。

そして、外すと飛びません。
やはりそこはプロスタッフ。
軽いけれども、楽なラケットではないですね。

・しっかり振るべし
振りやすい振りやすいと上で感想を書きましたし、本当に振りやすくはあるのですが。
逆にしっかり振らないとボールが飛ばないです。
当てるだけで返せるパワーあふれるラケットではありません。

プロスタッフを検討している方へ

さて、つらつらとインプレをして参りました。

振った分が素直に飛ぶ。
振らないと飛ばない。
フラット系でまっすぐ打ちやすい。
スイートエリアを外すとわかりやすく飛ばなくなる。
回転量のアシストはないけれども、回転がかけにくいわけではない。
プロスタッフを使っている私は素敵、という満足感が得られる。

最後のは余計かもです(^_^;)
重さ的には無理のないラケットですが、飛ぶ飛ばないのわかりやすさ(厳しさ)の面で使っていて上達しそうなラケットだと感じました。
ミスがわかりやすいので大変といえば大変ですが、同時に楽しいラケットでもあると思います。

フェデラー選手が引退してしまったので、プロスタッフシリーズがどうなるか気になるところ。
まあシリーズはなくならないとしても、RFはなくなるのでしょう。
使う人(使えるひと?)いないというか、そもそもRFという名前ですし。
ファンの方、購入できるうちに手に入れておくのはいかがでしょうか。

そんなプロスタッフのシリーズ。
フェデラー選手使用のRF、今回インプレしたL、他にもノーマルとULなどのモデルがあります。
気になった方はぜひ試してみてください。
自分に合ったプロスタッフが見つかるかも知れません。

以上、週1プレーヤーインプレでした。
プロスタッフ検討中の方の参考になればうれしいです。

今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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