こんにちは。すーさんです。
今回はラケットインプレをやっていきます。
インプレするラケットは、
プリンス:ビーストDB 100
です。
プリンスの黄金スペックラケットのDBモデルになります。
DB=ダブルブリッジってやつですね。
ドラゴンボールではありませんので、後ろにZとかGTとかは付きません(笑)
ガットの種類とテンションは不明。
すみませんです(^_^;)
見た目とさわった感じで、
ポリのガットが46ポンドくらいで張ってある・・・かなぁ
といった感触です。
ビースト3種類を試打する機会があり、使ってみました。
今回はDB。
週1プレーヤーが使うとどんな感じになるのか。
ビーストDB 100を検討している方の参考になればうれしいです。
ビーストシリーズ(2024年)
【ビースト100 (2024)】インプレ
【ビーストO3 100 (2024)】インプレ
ビーストシリーズ(2021年)
【ビースト100 (2021)】使用感想
【ビーストO3 100 (2021)】使用感想
【ビーストDB 100 (2021】使用感想
ビーストDB 100 とは?
プリンスから発売されているラケットです。
スペックはこちら。
・フェイスサイズ:100平方インチ
・重さ:300g
・バランス:320mm
・フレーム厚:24.0mm-26.0mm-23.0mm
・ストリングパターン:16×19
となっています。
黄金スペックです。
ノーマルとフレーム厚は同じです。
デザインは前作よりも明るい赤。
少しオレンジも入っている感じです。
私の好きな色味(^^♪
スロート部”BEAST”の文字は黒字。
ビースト3機種の中で一番ハッキリ見えますね。
そして、DBシステムというものが搭載されています。
ストリングの下の部分に振動吸収する的な物体がはめ込まれています。
ここのブリッジがダブルしているから、
ダブルブリッジ(DB)システムというようです。
振動吸収効果と、縦糸が長くなることによる球の乗り感が得られるシステムです。
ショット別の感想
実際に打ってみた感想です。
・ストローク
ボールを押して飛ばす感覚がよくわかりました。
前作と同様、ただ当てるだけで爽快に飛ぶタイプのラケットではない印象。
フレームは厚いのに、このボールの乗り感はさすがDBといった感じです。
このくらいのフレーム厚のラケットにしてはボールが飛ばないというか、抑えがききやすいというか。
斜め上ではなく前方向にボールが飛びました。
吹っ飛ばないので、アウトミスが減る感覚でした(^^♪
丁寧にボールを押して打っていくような使い方を意識すると、深い浅いのコントロールがしやすいラケットでした。
押して打ちやすいので、フラット系のボールを打ちやすいと感じました。
回転系。
スピンは普通にかかります。
強いアシストは感じませんが、かからないということもありませんでした。
自然にスピンがかかる
というより、
ボールを押しながら自分でスピンをかける
ようなスイングをしたときに、イメージ通りの回転量になるという印象です。
スライスはボールの乗り感がよくわかって、打ちやすかったです。
ボールを押す押さないで深さのコントロールができるので、吹っ飛ぶ心配なく安心して打てます。
軌道の低めなスライスが打ちやすかったです。
DBの恩恵でしょう。
スピンもスライスもボールの乗り感がよくわかり、回転量の調整がやりやすく感じました。
回転をかける前に弾いて飛んでいってしまう感はありませんでした。
・ボレー
スライスがかけやすいので、回転でボールをコントロールするようなボレーが良い感触です。
当てるだけではやや飛ばなさを感じましたので、少しだけボールを押す意識で打つと良いと思います。
ボールの乗り感や押せる感じがあるので、多少真ん中を外してしまってもなんとか相手コートに持っていくことができると思いました。
ビースト3機種の中では一番飛ばない印象です。
ですので、ドロップボレーや角度を付けて浅く狙いたい場面でボールコントロールがやりやすいと感じました。
・サーブ
回転系が打ちやすい印象でした。
フラットサーブも打てます。
押し込んで打っていくと、ある程度ボールの重さを出すことができます。
ですが弾き感が少なく、私の筋力ではボールスピードを出すことは難しかったです。
要筋トレですな(>_<)
回転系サーブ。
自分のイメージ通りに打ちやすいです。
ボールを持つ→振って回転をかける
がやりやすいです。
振った分の回転がかかります。
私にとってはスピードを出して威力で押していくのは難しかったので、
変化重視のスライスサーブ
が打ちやすかったです。
スピンサーブは、なんちゃってスピンサーブしか打てませんので割愛します(>_<)
・全体的には
吹っ飛んでしまう心配がなくて、コントロールしやすいラケットだと感じました。
回転も自分のイメージ通りにかかりますし、グーっと押して打つことでフラット系のボールも打ちやすかったです。
フレーム厚からイメージするほどの弾きはありませんが、ガチの薄ラケよりはもちろんパワーがあります。
その上で薄ラケのように押して打つことができるというのは、なかなか新鮮な感覚でした。
スピンをグリグリかけたい方というよりも、
・ボールを押して真っすぐ打ちたい
・ボールを押していく中で回転をかけていきたい
方に向いていると思います。
気になったところ
・弾きは少なめ
黄金スペックのパワー感をイメージして使うと。
アシストが強いラケットではなく、
む、思っていたよりも飛ばない(>_<)
と感じると思います。
飛びの良いボックスフレームの薄ラケ
のイメージで手に取る方が良いかも知れません。
・ディフェンス
自分のペースでグーっと押して打てているときは良いボールが打てます。
パワーロスが少なくボールに力が十分に伝わっている感じです。
しかし、ディフェンスの場面では少し飛ばすのが難しいと思いました。
苦しい場面でもしっかりボールを押せる技術が必要だと感じました。
・デザイン
完全に好みの話ですが。
派手です。
目立ちます。
前作のような渋い色が好きな方は、このラケットを持つと落ち着かないかも知れません。
ビーストを検討している方へ
さて、つらつらとインプレをして参りました。
ボールを押している感覚がよくわかるラケットでした。
私としては、ちょっと飛ばなさを感じる場面がありました。
(黄金スペックにしては、ですよ)
が、打球感は好みです(^^♪
・薄ラケのようにボールを押してコントロールしていくことができる
かつ
・薄ラケよりもパワーがある
という絶妙なポジションのラケットだと感じました。
打球感は良いんだけど、薄ラケはなかなかしんどい(>_<)
という方にはピッタリかと。
ビーストシリーズはDB以外に、ノーマル(穴なし)・O3があります。
スペックはほぼ同じですが、それぞれ特徴があります。
さらにそれぞれ軽量スペックもあります。
気になっている方は是非試打してみてください。
以上、週1プレーヤーインプレでした。
ビースト検討中の方の参考になればうれしいです。
今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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