こんにちは。すーさんです。
今回はラケットインプレをやっていきます。
インプレするラケットは、
ヘッド:プレステージMP
です。
プリンスのグラファイト→ウイルソンのプロスタッフ
とインプレをしましたので、ヘッドのプレステージを打たないわけにはいかないでしょう!
というわけで、今回プレステージをチョイスしました。
しかもMP。
ハードなラケットのイメージが強いです。
そんなラケットを週1プレーヤーが使うとどんな感じになるのか。
プレステージを検討している方の参考になればうれしいです。
プレステージSのインプレもしました。
こちらです。
【プレステージS】使用感想
プレステージMPとは?
ヘッドから発売されているラケットです。
1987年くらいに1代目が発売されて以来なので、30年以上続いている伝統あるラケットです。
スペックですが、
・フェイスサイズ:98平方インチ
・重さ:320g
・バランス:310mm
・フレーム厚:20.0mm
・ストリングパターン:18×20
となっています。
角が少し丸いですが、ボックスフレームとなっています。
320gありますので、持った感じは結構ずっしりしています。
またプレステージシリーズは赤がイメージカラーですが、今回はホントに真っ赤っ赤です。
個人的にはすごくかっこいいと思います(^O^)
ショット別の感想
実際に打ってみた感想です。
・ストローク
薄いフレーム厚とトップライトのバランスのおかげか重量のわりにスイングしやすく、ボールを飛ばすことができました。
18×20のストリングパターンのラケットを使ったのは初めてでしたが、しっかりとスイングすることさえできれば回転もかかりました。
低いボールを持ち上げる場面でも、全然持ち上がらないよ、という感じはしませんでした。
でもやはりハード系ラケット、振れないとボールが途端に飛ばなくなります。
ディフェンスの場面ではボールが浅くなってしまい苦しかったです。
私の感覚ではストロークで一番打ちやすかったのは、バックハンドスライスです。
ラケットの重量を利用してスイングできるので打ちやすかったのだと思います。
・ボレー
ラケットの重さのおかげで早いボールに対しても弾かれることなくボレーができました。
ストロークではスライス系が打ちやすかったのですが、同様にスライス系でコースを狙っていくようなボレーが打ちやすかったです。
当てるだけだとボールが飛ばないので、”弾く”ではなく”押す”ようなボレーをする方に合うと思います。
ただストロークのように振ってごまかすことができないので、常に芯に当てる技術は必要だと感じました。
・サーブ
フラットサーブが打ちやすかったです。
面が縦長でスイングしやすく、スイングスピードも上がりやすい感じがしました。
ラケットの重さがあるので、バウンド後も失速しないサーブが打てたと思います。
ですが回転系はちょっと苦手な印象。
スライスサーブはストリングパターンの影響なのか、あまり回転がかかりませんでした。
逆に回転を押さえてフラット気味なスライスサーブを打つと、イメージで通りに打てました。
スピンサーブは、なんちゃってスピンサーブしか打てませんので割愛します(>_<)
・全体的には
しっかり振れさえすれば、ちゃんとボールが飛ぶし威力も出る印象のラケットです。
フラットとスライスが打ちやすかった(^_^)
細かいストリングパターンの恩恵なのか、ボールに力が全部伝わっている感がありました。
私の実力ではボールを潰すとまではいきませんが、”ボールを潰す”ってこういうことなのかな、という感覚を味わうことができました。
何代か前のストリングパターンが16×16のエクストリームを使ったことがあるのですが、フラットで打つと力がすこーし逃げてしまっているような感覚がありましたので、ストリングパターンで結構変わるものだな、と感じました。
(そもそもエクストリームはフラットで攻めるラケットではありませんが・・・)
あと今回は40ポンドで使用しましたが、打感がぼやけてしまう感じはありませんでした。
振動止めも必要ありませんでした。
ガットゆるく張りたい勢の私としては、これは大変うれしいです。
むしろストリングパターンが細かく面圧が高くなることを考えれば、もうちょっとテンション落としても使えるかも、と感じたほどです。
気になったところ
気になったところです。
・重さ
バランスが軽いとはいえ、320gありますので振り続けるには結構な筋力・体力が必要だと思います。
ただ、重さは利用できればメリットにもなります。
ドンッ!
てボールを芯でとらえて
バンッ!
と打つことができれば威力のあるボールが飛んでいきます。
急なミスター感・・・。
・グリップ形状
グリップの形状がヘッド独特の扁平形状からラウンド形状に変更になっています。
とはいえ、他メーカーと比べると扁平っぽい気がしなくもないです。
他のメーカーのラケットを使っている方の中には、違和感を感じる方がいるかも知れません。
私は・・・しばらく使っていたら慣れました(笑)
・グリップエンド
2カ月くらい使っていたらグラグラしてきました(-_-;)
メーカーに送って無料で直してもらいましたが、扁平グリップに交換できるようになっている機構が原因とのことでした。
無料で直してもらったので特に文句はありませんが、こういうこともあるかも、ということで挙げておきます。
プレステージを検討している方へ
プレステージってすごい伝統あるし、基本的に上級者が使っているよな、難しそう(-_-;)
と思っている方多いと思います。
私もそう思ってました。
選ばれし者もしくは変態(失礼)が使うラケットだと。
ですがフレーム形状の変更や重量の見直しなどのおかげで、だんだんと一般人にも使えるラケットになってきたという印象です。
もちろん楽とは言えません。
芯外すと全然飛ばないし、スイングさぼるとそれなりの力のないボールが飛んでいきますし。
ただチャレンジしてみるのはアリだと思います。
シリーズは5機種あります。
プレステージに憧れている方、興味のある方、赤が好きな方。
合うプレステージが見つかるかも知れませんので、ぜひ打ってみてください。
以上、週1プレーヤーインプレでした。
プレステージ検討中の方の参考になればうれしいです。
今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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