【CX200 OS (2021)】使用感想

1.テニス

こんにちは。すーさんです。
今回はラケットインプレをやっていきます。
インプレするラケットは、ダンロップのCX200 OS です。
OSすなわちオーバーサイズのことで、面105となります。
面が100以上のラケットは今まで使ったことがなかったのですが、今回機会があったので試打してみました。

ダンロップのコントロール系ハードラケットのCXですが、その中でのオーバーサイズとなるとどんな性格のラケットなのか興味がありますね(^O^)
そんなラケットを週一プレーヤーが使うとどうなるのか?
CX200シリーズを検討している方の参考になればうれしいです。

CX200 OS とは?

ダンロップから発売されているラケットです。
スペックですが、

・フェイスサイズ:105平方インチ
・重さ:295g
・バランス:325mm
・フレーム厚:21.5mm
・ストリングパターン:16×19

となっています。
フェイスサイズが105平方インチあり、オーバーサイズです。
ですが持った感じは

面大きいなぁ
やっぱりオーバーサイズなんだな

とは思いませんでした。
またフレーム厚はいかにもコントロール系ラケットといった薄さで、シャープな印象でした。

ショット別の感想

実際に打ってみた感想です。

・ストローク
まずなにより、ラケットのしなりをすごく感じました。
特に使い始めた最初の方は

これ振り遅れてるのか?

と感じるほどでした。
実際に振り遅れていた説もありますが(笑)
そのしなりの恩恵でボールはよく飛びました。
CXシリーズ=フラット系でドーン!
という私のイメージというか先入観も多少はあるかも知れませんが、フラットドライブ系のボールが気持ちよく打てました。

回転系は、スピンは普通に打てます。
アシストはあまり感じませんが、スピンをかけようとすればイメージ通りのスピンがかかります。
逆に言えばイメージ以上の回転がかかってしまうことはありませんので、コントロールしやすいと感じました。
スライスは打ちやすかったです(^O^)
オーバーサイズなこととフレームが薄いことで、ボールがラケット面に乗っている感覚がわかりやすく、これまたコントロールしやすかったです。
スライスの伝道師・鈴木貴男プロがCX200ツアーを使用していますので、そのイメージもありますね。
浮かないスライス、打ってみたいものです( ̄ー ̄)

・ボレー
面が大きいので安心感があります。
スイートエリアが広く感じて、ミスヒットが減りました(^^♪
重量が絶妙で、オーバーサイズによる取り回しにくさは感じませんでした。
なので高いボールも足元のボールも不安なくボレーができました。
また、弾いている感覚ではなくボールを一旦持つような感覚がありますので、コースや深さのコントロールがやりやすいです。

・サーブ
フラットサーブでスピードが出しやすく、打ちやすかったです。
重量がそこまで重くないので振りやすいです。

回転系は、スピンサーブはなんちゃってスピンサーブしか打てませんので割愛します(>_<)
スライスサーブでは回転は自分のイメージ通りにかかりますが、アシストはあまりないので回転量よりもスピードを重視したスライスサーブが打ちやすかったです。
すごい変化球ではなく、スピードと相手の手元でのちょっとした変化で攻めると良いと思いました。

・全体的には
打球感がマイルドでカンカンしている感じがなく、私は好みの打球感でした。
どのショットでもしなりを感じることができました。
しかもそのしなりがパワーロスしてしまう感じではなく、むしろパワーアップにつながっている感じでボールがよく飛んで驚きました。
最初に得た

これは振り遅れか?

という感覚もしばらく使用していると全然気にならなくなりました。
デザインも渋い赤でかっこいいですね(^O^)

気になったところ

気になったところです。

・楽なラケット・・・ではない
オーバーサイズということで、フェイスサイズ98や95よりもパワーは当然あります。
ですが当てるだけで返せる楽なラケットではないと感じます。
簡単さを求めるのであればこのラケットではなくもっと別のラケットを選ぶべきかと。
このラケットはスイングスピードは遅くても良いのですが、あくまでしっかり振り切って使うのが前提だと思います。
それによって、このラケットの良さであるところの”しなり”が感じられるはずです(^_^)

・片手バックハンドでちょっとした違和感
わずかですが、片手バックハンドを打つ際に少しだけモタつくというか、面が出てこない感がありました。
面が大きいことに加え、バランスが少し重いことも影響しているかも知れません。

CX200 を検討している方へ

しなりを感じるラケットでした。
薄いフレームの面が小さいラケットを好んで使っている方で、
もう少しパワーが欲しいな(-_-;)
という方に最適なのではないか、と思います。
またボールを弾いている感が強い硬いラケットが苦手な方や、マイルドな打球感を求めている方にも試していただきたいです。

CX200シリーズはOSの他に、ノーマルのCX200・LS・ツアー・ツアー(18×20)があります。
機種がたくさんありますので、気になっているモデルは是非試打していただければと思います。
また私の感覚ですが、グリップがダンロップさんは少し細いような気がしました。
比較してバボラはちょい太い気がします。
その辺りの感覚を確認するためにも試打は有効だと思います。

以上、週1プレーヤーインプレでした。
CX200 検討中の方の参考になればうれしいです。

今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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