こんにちは。すーさんです。
今回はマンガの感想です。
巷で面白いと話題の「葬送のフリーレン」
気になっていたのですが読んだことがありませんでした。
今月(2021.11)最新6巻が発売となるようで、せっかくなので1巻から5巻まで読んでみました。
今回はその感想なぞをつらつらと述べようかと。
私と同じように気になっている方の参考になればうれしいです。
あらすじ
第1話の見出しは「冒険の終わり」です。
勇者一行が魔王を倒したところから物語は始まります。
4人の勇者一行の中の一人、魔法使い・フリーレンが主人公です。
フリーレンはエルフで長命。超長生き。
なので、人間である勇者・ヒンメルの死を先に迎えるのですが、そこで何故自分が悲しんだのかわからなかったため、人を“知る”旅に出ます。
弟子・仲間であるフェルン・シュタルクと“魂の眠る地(オレオール)”今は魔王城がある場所を目指す、というお話です。
魔王討伐をメインとするならば、この話は後日譚、そんなお話です。
感想
面白かったですねー(^o^)
バチバチのバトルものとは違った面白さです。
まず出てくるキャラクターがみなさん魅力的です。
勇者一行の三人。
●勇者・ヒンメル(故人)
自分のことを自分でイケメンというタイプのイケメン。
いろんな村とか町で像を作ってもらっているんだけど、その理由がかっこいいのです。
困っている人を自然と助けることができる人で、その”困っている人”の中にはフリーレンも入っているんだろうな、と思います。
●僧侶・ハイター(故人)
酒飲み。
フェルンの育ての親。
歳とって貫禄が出ました。
第2話「僧侶の嘘」渋くて好きな話です。
●戦士・アイゼン
ドワーフの戦士です。霊圧のすごいあの人ではありません。
人間よりも寿命が長いですが、エルフから見たら似たようなものかも。
ツッコミ役の印象。
怖いものを怖いと認めてしっかり向き合っている真面目なキャラ。
フリーレンの人を知る旅の仲間。
●魔法使い・フェルン
ハイターに育てられ、フリーレンに魔法を教わった魔法使い。
優秀。
不器用で言葉がきつい。
人間なのでフリーレンよりも感情移入しやすいかも。
●戦士・シュタルク
アイゼンの弟子。
強いけどヘタレ。
師匠と同じように”くだらなくて楽しい旅”をして、思い出話をたくさん師匠に持って帰りたいという純粋でいいやつ。
第26話「戦士への贈り物」いい話です。
ハンバーグ食べたくなります。
●僧侶・ザイン
フリーレン一行が訪れた村でスカウトしたある意味天才のザイン。
年上(フリーレンは別枠)の兄さん的なポジション。
面倒見いい。
彼自身が旅に出た目的のため途中で別れますが、まあまたどっかで出てきそうです。
そして旅の感じも面白いです。
基本的には、村や町を訪れて人々と交流する。
困りごとを解決する。
報酬として魔法や路銀をもらう。
という感じです。
その中で、勇者一行の旅路をなぞっているので勇者一行の思い出もちょくちょく登場する。
ただ勇者一行の魔王討伐から80年ほど経っているので、変わっている街並みもけっこうある。
マンガを読んでいて、一緒にいろんな所を旅している感覚がして楽しいです。
まとめ
あらすじでだいたい想像できるかもですが、バトルものではありません。
たまーに戦闘シーンがありますが、メインは旅だと思います。
「キノの旅」みたいな感じでしょうか。
たまにいざこざがあるという意味では「夏目友人帳」っぽくもあるかも。
なので派手なバトル系が好きな方には合わないかもしれません。
個人の感想として私のイメージのみですが、週刊少年ジャンプでは続かなそうなマンガかも知れません。
私の好きなセリフですが、アイゼンが
「人生ってのは衰えてからの方が案外長いもんさ」
とか言います。
少年マンガっぽくない(笑)
とはいえ旅して人と交流、たまーに戦闘
とちょうど良い塩梅で私は好きなマンガです。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
5冊、今月の最新刊を含めても6冊です。
まだまだ追いつけますよ(^-^)
今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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