【グラファイト・プロスタッフ・プレステージ】比較インプレ

1.テニス

こんにちは。すーさんです。
今回はラケット比較です。

いままでラケットインプレとして、(個人的に)有名どころの3機種をインプレしてきました。
それぞれのインプレについてはリンクからどうぞ。
ファントムグラファイト100 (2020)
プロスタッフ97CV (2017)
プレステージMP (2020)

インプレの理由は憧れですね(笑)
この中で私が使うなら、という視点で比較しました。

週1プレーヤーの感想ですが、ラケット検討中の方の参考になればうれしいです。

スペックについて

各ラケットのスペック紹介です。

【ファントムグラファイト100】

・フェイスサイズ:100平方インチ
・重さ:310g
・バランス:310mm
・フレーム厚:21.5-20.0-17.5mm
・ストリングパターン:16×18


【プロスタッフ97CV】

・フェイスサイズ:97平方インチ
・重さ:315g
・バランス:310mm
・フレーム厚:21.5mm均一
・ストリングパターン:16×19

(注)リンク先はV13.0です。

【プレステージMP】

・フェイスサイズ:98平方インチ
・重さ:320g
・バランス:310mm
・フレーム厚:20.0mm
・ストリングパターン:18×20


となっています。
スペックでは大きな差はありません。

ちなみに、俗に言う黄金スペックは
・フェイスサイズ:100平方インチ
・重さ:300g
・バランス:320mm

ですので、比べてみると3機種ともフェイスサイズは100平方インチ以下で、重くてフレームが薄いというスペックになっています。
上級者向けの気配がすごいです(^_^;)

ショット別の感想

実際に打ってみた感想です。
参考として順番を付けていますが、あくまで個人の感想ですのでご了承ください<(_ _)>

・ストローク
ストロークの打ちやすさ
①グラファイト
②プレステージ
③プロスタッフ

グラファイトが一番ボールが飛び、浅くなりにくかったです。
ガットの目が粗いため回転が良くかかり、ネットの高いところを通す・低いところを通す、などの調節がしやすかったです。
低いボールを持ち上げるのも楽でした。
比較して、プロスタッフは持ち上げるのが大変でした(-_-;)

またトップライトとフレームが薄いため、振りやすく感じました。
フェイスサイズが100あるので、スイートエリアも広い感じがしました。

私が良く使うバックハンドスライスだけでみると、プレステージが一番打ちやすかったです。
ラケット重量の影響だと思います。
(プレステージが一番重いです)

・ボレー
ボレーの打ちやすさ
①プロスタッフ
②プレステージ
③グラファイト

プロスタッフが一番安定してボレーが打てました。
フェデラーさんのボレーのイメージがないとは言えません(笑)
というか、おおいにあります(^^♪
3機種の中で一番フレームが厚く(とはいえラケット全体でみれば薄い部類ですが)、面の安定性が高いと感じました。

スピードボールに対しては、3機種ともラケット重量がありますので、弾かれずにボレーができました。

反発力は高くないので、面を作って当てるだけではボールは飛びません。
自分で押す押さないを調節してボールの深さを操る、という感覚で打つと良いです。
ただ、芯でとらえないとボールが全然飛びませんので、そこの技術は必要です。

・サーブ
サーブの打ちやすさ
①グラファイト
②プレステージ
③プロスタッフ

これは私が打ちたいサーブの球種、スライスサーブが打ちやすかった順番です。
グラファイトはガットの目が粗いため、回転多めの変化を出したいスライスサーブが打ちやすかったと感じました。

逆にプレステージとプロスタッフはフラットサーブが打ちやすかったです。
3機種とも重さがあるので威力は出るのですが、ラケットをかつぐのが少し大変でした(>_<)

・全体的には
私が使うとしたら
①グラファイト
②プレステージ
③プロスタッフ

オフェンスのときはどのラケットも使いやすいのですが、ディフェンスのときにグラファイトが一番助けてくれる感がありましたので、この順番にしました。

ボレーではボールを持ちすぎる感が少しありましたが、ガットのテンションで調整できる範囲だと思います。
また私はボールをぶっ潰す系ではなくナチュラルに回転をかけたい派ですので、ガットの目が粗いグラファイトが合っていると感じています。

打球感については、ガットを緩く張ったときにグラファイトはぼやけてしまうというか、ボヨンボヨンすると感じました。
私は普段40~42ポンド程度でガットを張っていますが、グラファイトの場合は45ポンドかそれよりも高くすると、打球感のぼやけがなくなり気持ちよく打てました。

プロスタッフ・プレステージはテンション低く張っても問題なかったです。

ちなみに、デザインでいうとプレステージが好きです。
真っ赤がかっこいいです(^^♪

(注)リンク先はV13.0です。

気になったところ

・重さ
3機種とも重さがありますので、振り続けるには筋トレが必要と感じました。

・アシスト
ツアー系と呼ばれるラケットを選ぶ方は重要視しないかと思いますが、3機種ともアシストしてくれる感は少ないです。
自分でラケットを振り切れる方でないと、使うのは大変だと思います。

また、芯でボールをとらえる技術も必要です。
芯を外してしまうと、そりゃまー飛ばないです(^_^;)

・グリップ形状
グラファイト・プロスタッフは正八角形に近いラウンド形状。
プレステージはラウンド形状ですが、すこーし扁平型に近い感じです。
(好みで扁平グリップに変更可能です)

使っているうちに慣れると思いますが、最初は違和感がある方もいるかもしれません。
私はグラファイト・プロスタッフのラウンド型が握りやすいと感じました。

(注)リンク先はV13.0です。

まとめ

以上、私の独断と偏見によるラケット比較でした。

3機種とも私の憧れのラケットですので、比較してみて楽しかったです。
試合で使うとなったら別のラケットを選ぶと思いますが、スクールや友人とのテニスで使うときには、楽しくテニスができる良いラケットだと思います。
打球感も良いですし(^O^)

もちろん日々鍛えていて、試合で使える方も多いと思いますが・・・。

それぞれシリーズ展開していて、重さやフェイスサイズが違うモデルがあります。
気になっている方は色々と試してみると面白いですよ。
沼にはまるかもしれませんが(^O^)

以上、週1プレーヤーのラケット比較でした。
ラケット検討中の方の参考になればうれしいです。

今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

(注)リンク先はV13.0です。

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