こんにちは。すーさんです。
今回はラケットインプレをやっていきます。
インプレするラケットは、プリンスのファントムグラファイト100です。
ウイルソンのプロスタッフ・ヘッドのプレステージと並ぶ人気のあるラケットで、扱うのが難しく好きな人がずっと使っているというイメージがあります。
テニスは趣味で、ゆる～くやっています的な週１プレーヤーが使うとどんなことになるのか。
グラファイトってどうなの？と思っている方の参考になればうれしいです。
追記です。
ファントムグラファイト97も試打しました。
重さ300gの方です。
【ファントムグラファイト97 (2022)】使用感想
ファントムグラファイトとは？
プリンスから発売されているテニスラケットです。
フレームの真ん中あたりにクロスバーがあるのが特徴です。
個人的にかっこいいと思っています。
スペックですが、
・フェイスサイズ：100平方インチ
・重さ：310g
・バランス：310mm
・フレーム厚：21.5-20.0-17.5mm
・ストリングパターン：16×18
となっています。
ヘッドサイズこそ100平方インチですが、重めでフレームが薄く、上級者向けな気配が漂っております。
フレームはけっこう角がはっきりしているボックスフレームとなっています。
私は左利きですので、構えているときなど右手でフレームを持っていることが多いのですが、フレームが四角いため面の向きがわかりやすくて良いと感じました。
ショット別の感想
では、実際に打ってみた感想をショット別に挙げていきます。
・ストローク
フレームを見た感じの予想よりもボールが飛びました。ちょっと意外・・・。
打感は重めだと感じました。
理由は１度ボールをつかんでからはじき出しているイメージで、ボールが面に乗っている時間が長く感じたためかと思います。
回転はかけやすく、スピンもスライスもよくかかりました。
個人的にはボールを面に乗っけてからのバックハンドスライスが打ちやすかったです。
・ボレー
バックハンドスライスと同じようなイメージで、コントロールよくボレーが打てました。
威力重視のパンチボレーよりもコースをついていくようなボレーがやりやすかったです。
またフレームが重めなので、スピードボールにはじかれるようなこともなかったです。
ただやはり芯を外してしまうと、
(自分のコートに)ナチュラルドロップボレー！
となってしまうような厳しさはありました(^_^;)
・サーブ
ラケットが重いので少し大変でしたが、逆にその重さを利用して打つことができました。
しかし、ボールをはじいてぶっ飛ばす系のラケットではないので、私の筋力ではフラットサーブはあまりスピードが出ませんでした。(これはラケット原因ではないですが、、、)
バウンドしてからの伸びや重さはあったかと思います。
スライスサーブは打ちやすかったです。
回転がよくかかり、変化の大きなスライスサーブが打てました。
スピンサーブは打てないので割愛します。なんちゃってスピンサーブしか打てないのです(+_+)
が、回転が良くかかるので打てる方が使えば武器になるかと思います。
・全体的には
ストリングパターンが16×18ということで、回転がかけやすかった印象です。
個人的に一番打ちやすいと感じたのは、バックハンドスライスでした。
ボールが面に乗っかる感じがとても良かったです。
芯を外さなければボールがよく飛んでくれたので、思ったよりも厳しさは感じませんでした。
あくまで芯を外さなければですが。
気になったところ
気になったところです。
・ボヨンボヨンする
私はおそらく平均的な方よりもガットをゆるく張ることが多いです。
季節によりますが、基本的にナイロンガットを40～45ポンドで張っています。テンション高く張るとしんどいのです。
40ポンドで張っていたときですが、ボールは飛ぶし回転も良くかかるのですが、なんだかボヨンボヨン振動があり気になりました。
普段振動止めは付けないのですが、そのときは振動が気になったため付けてプレーしていました。
後日45ポンドで張ったら振動は気にならなくなりました。
しかし、ガットゆるく張りたい勢の私としては気になったのでここで挙げました。
・重い
カタログスペック310gですが、お店で測ってもらった実測値は319gでした。
ラケットに個体差があるのは当然ですが、
これはちょっと重すぎでは？
と感じました。
ファントムグラファイトを検討している方へ
グラファイト、見た目と名前からのイメージよりも使いやすかったです。
回転がかけやすいので高さをコントロールしたり、スピン・スライスを駆使したりといった使い方をしたい方にはおすすめです。
ちなみに、100は日本限定スペックだそうです。
限定ってなんか謎の魅力ありますよね(笑)
他のスペックで97と107がありますので、気になった方は試打してみると自分に合ったグラファイトが見つかるかも知れません。
以上、週１プレーヤーインプレでした。
グラファイト検討中の方の参考になればうれしいです。
今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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