【プレステージプロ (2016)】使用感想

1.テニス

こんにちは。すーさんです。
今回はラケットインプレをやっていきます。
インプレするラケットは、ヘッドのプレステージプロです。
最新版ではなく、2016年モデルの
グラフィンXT プレステージプロ
となります。
ガットはゴーセンのミクロスーパー1.30mmを40ポンドで張りました。

数年前に型落ちで安かったため思わず買ってしまったのですが・・・
なかなか使われることなく眠っていました。
これまでプレステージはMPとSを使ったことがありますが、プロはどうなのか。
【プレステージMP (2020)】使用感想
【プレステージS (2020)】使用感想

プレステージシリーズの中では、プロ選手が使っている率が高いと聞いたことがあります。
そんなラケットを週一プレーヤーが使うとどんな感じになるのか。
ちなみに最新モデルでは名称がツアーに変更になっているのですが、スペックは一緒です。
プレステージを検討している方の参考になればうれしいです。

プレステージプロとは?

ヘッドから発売されているラケットです。
1987年くらいに初代が発売されて以来なので、30年以上続いている伝統あるラケットです。
スペックですが、

・フェイスサイズ:95平方インチ
・重さ:315g
・バランス:315mm
・フレーム厚:22.0mm
・ストリングパターン:16×19

となっています。
ボックスフレームとラウンドフレームだったらボックス寄りかなと思いますが、シャフトが内側にふくらんでいます。
ですので、バキバキの完全ボックスフレームよりパワーがありそうな感じです。
また、MPよりも軽いとはいえ315gありますので、けっこうずっしり感があります。

ショット別の感想

実際に打ってみた感想です。

・ストローク
315gというラケット重量にしては、バランスがトップライトでもないため、振り出すときに重さを感じました。
ですがその恩恵で、いったん振り出してしまえばヘッドが走りやすく感じました。
フェイスサイズが95と小さいこともヘッドが走りやすいと感じる要因だと思います。
・ボールを真ん中で捉えること
・打点が遅れないこと
という条件付きですが、力強いボールが打てました。

面は小さいですが、ヘッドが走ってくれて回転はかけやすいです。
ストリングパターンの影響もあると思いますが、少し面が大きいMPよりもプロの方が回転はかけやすい印象です。
真っすぐだけではなく、いろんな軌道のボールを打ちたい人に向いていると思います。

スライス系は私の技術の問題ですが、浮いてしまうことが多かったです(;一_一)
決して回転がかからないわけではないので、要練習というところでしょうか。

・ボレー
真ん中以外では飛びません・・・。
が、ラケットの重さのおかげで早いボールに対しても弾かれることなくボレーができました。
バランスは軽くはないですが、取り回ししづらいという印象はありません。
面が小さいためかと思います。
フレームがしっかりしている感じで、スピードのあるボレーが打てました。

・サーブ
フラットサーブが打ちやすかったです。
面が縦長でスイングしやすく、ヘッドも走りやすいため、スイングスピードが上がる印象です。
ラケットの重さがあるので、バウンド後も失速しないサーブが打ちやすいと思います。

回転系は普通に打てます。
スライスサーブは面の大きさの割に食い付きを感じ、けっこう回転がかけやすいと思いました。
ただ回転重視にすると失速しやすい印象で、回転抑え目でスピード重視のスライスサーブが打ちやすいと感じました。
スピンサーブは、なんちゃってスピンサーブしか打てませんので割愛します(>_<)

・全体的には
面が小さいですがそのおかげで振りやすいし、ヘッドが走って回転もよくかかると思いました。
しっかり真ん中でボールを捉えることができたときは、高威力のボールが飛んでいきますし、打球感も大変良いです。
シャープな感じです。
フレームがしっかりしていて、プレステージシリーズの中ではボールを弾いている感があり、スピードボールが打ちやすいと思いました。

今回は40ポンドで使用しましたが、打感がぼやけてしまう感じはありませんでした。
振動止めも必要ありませんでした。
ガットゆるく張りたい勢の私としては、これは大変うれしいです。
ガットの違いがわかりやすいラケットという印象がありますので、ナチュラルガットやポリガットを張るとどんな感覚になるのか興味があるところです。

気になったところ

気になったところです。

・重さとバランス
正直重いです。
少なくとも週一プレーヤーが一日、いや、半日使うのは無理があるかも知れません。
振らないとこのラケットの良さが発揮できないですが、振り続けるには修行が必要と感じました(笑)

・助けてはくれません
アシストしてくれる感じはほぼないです。
芯を外すと途端にボールが飛ばなくなります(>_<)
真ん中が10点、外すと急に6点くらいになる印象です。
ミスヒットがなんとなく相手コートに入るというラケットもありますが、プレステージはミスヒットは普通にミスになります。
素直といえば素直ですね。

・色
2020年モデルの真っ赤の方が好き。
※個人の感想です。

プレステージを検討している方へ

個人的に憧れのプレステージ。
MP・Sに続いてプロを使ってみました。
打球の質どうこうはおいといて、
プレステージ使っている私・・・悪くない(^^♪
とか思いながら打っていました(笑)

難しいラケットというイメージがありますが、
・ちゃんと打てばちゃんと良いボールが飛ぶ
・回転をかけた分だけ回転がかかる
・芯を外すと飛ばない
・打点をミスるとミスヒットになる
と、自分のスイングがそのままボールに反映されるので、ある意味わかりやすいラケットともいえると思います。
たしかに楽ではないですが、難しいわけではないと感じる方もいるのではないでしょうか。

私は重さの面で振り続ける体力は必要と感じながらも、
使い続ければ技術が向上するだろうなと思いながら
うまく打てたりミスしたりしていました(笑)
そして打球感はすごく好きです。

さて個人の感想を述べてきましたが、プレステージ。
最新モデルからミッドがなくなってしまったため、シリーズは4機種となりました。
今回インプレしたプロは最新モデルだとツアーという名称になっています。
プレステージシリーズ、気になっている方は是非打ってみてください。
(ファンが多いので限定版としてミッドが出ても、個人的にはおかしくないと思っています)

以上、週1プレーヤーインプレでした。
プレステージ検討中の方の参考になればうれしいです。

今回の記事はここまでとなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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